我が家がホストファミリーを始めたきっかけ(Hospa編)

日本で育ったきた性格なのか、または日本人として国民性なのか、人見知りにとって新しい方と関係を築いていくのは大変に感じたりするかもしれません。

 

ましてやまったくの赤の他人と同じ屋根の下で生活を共にする、そのよう事を好む人が現在の日本でどれだけいるかわかりませんが、少なくとも我が家では妻(Hosma)の協力のもとまた我が家の子供達も留学生達に積極的に絡んでいったりして、それを楽しんでいます。

 

ある日本語学校の学校長から言われた言葉

以前、都内にある某日本語学校の学校長とお話をさせて頂いた事があるのですが「1000人規模の高校にて、ホームステイとして留学生の受け入れをお願いした事があります。

 

ですが、どの保護者さんも良い回答をしてくれませんでした。Hospaさんはそういう意味では1/1000で稀有な存在ですよ。今やっている事をもっと世に発信していかれると良いですよ。」などと言われた事があります。

 

確かに都心部では地価も高いですから一定の留学生を受けいられるような住宅確保が難しいのも現実です。忙しい日本ではその心理的余裕がないのも事実だと思います。

 

そしてまた一般的な多くの家庭では第三者を一時的ゲストとして迎え入れるならまだしも、毎日寝食を共にするのには心理的にも抵抗がある、という声も確かに私の周りからもチラホラ聞きます。

 

ホストファミリーのきっかけとなる種

今、私は普通にホストファミリーとして各国の留学生達を受け入れさせてもらっていますが、思い返せばそのきっかけの元となるものは私がまだ小さい頃に、海外に仕事なのか旅行なのか分かりませんが父がよく行っていた事があります。

 

当時の日本のお店では見たことのない海外のお土産やお菓子がどうにもこうにも惹かれるもので、「海外にはこんなものがあるのか!」と心がワクワクした所から始まっている気がします。幼い子供の時の外的要因がその後の人生に与える影響って強いんですね!

 

あの時、私はまだ幼稚園頃から小学生低学年だったと思うのですが、その時に抱いた海外への憧れや「オモシロイモノが海外にはあるんだ!海外文化に触れると楽しい!!」という種は確実に蒔かれていました。

 

確かに心にマキっと巻かれた種が時を経て発芽したのか、小学校高学年になる頃には「英語を勉強したい!英語を話せれば日本の人達だけでなく世界の人達と話しができる!!世界と繋がれるぞ!!!」と思って世界の共通語、英会話の習い事に通いだしました。

 

日本よりもっと広い世界に関心があったせいか、中学生の頃には英語教師の勧めで英語スピーチコンテストを経験させてもらったり、海外の方と文通の経験をさせてもらったり、英語を用いたボランティアの経験をさせてもらいました。

 

高校生時代のホームステイ実経験

高校生の頃には夏休みを利用して短期留学をさせてもらう機会もあり、そこで老夫婦の自宅にてホームテイとしてお世話になりました。

 

これが10代時代における私の運命の出会いの一つだったと今になって思います。(名前を出すのは憚れるのでイニシャルだけにしますが、おじいちゃんおばあちゃんのD&J、元気にしてるかぁ、いつかまた会いたい・遠い目w)

 

当時のそのホームステイ先の老夫婦が、英語を話す気概はあるけれども、現実的には大して
話す事ができない高校生当時の私に対しても真摯に向き合ってくださいました。

 

ホームステイ先のだだっ広い家で海外式の集い会(パーティー)や、誕生日パーティー、プチ旅行や車のオークション会場への参加体験など非日常的イベントを体験させてくれ、10代ながら「自分に大変良くしてくれてありがたい!この恩を将来、自分も返せるようになりたいな。そして自分も将来こういう風にホームステイ受け入れをやってみたいな。」という思いを抱きましたね。なので、この自身の実体験がホストファミリーをしようと思った動機になりますね。

そして32歳になってやっと

青葉のような頃から紆余曲折あり、なんとか都内某所に狭いながらも留学生を受け入れられる程の住宅を取得でき、17歳当時の私が抱いた思いをやっと形にできたのが32歳の時です。

 

思えば15年(約5500日)もかかってしまいましたが、今、私は10代の頃に心に描き、やりたいと思った事を現実に出来始めているのだな、と嬉しい気持ちと、我が家にステイする事になった留学生達との縁に感謝で一杯になります。(ドリカムさん、曲で応援してくれてありがとう!感謝です。)

 

でも、まだまだ

たーだ、我が家にステイしている留学生達に、当時、私がホームステイしていた老夫婦が私にしてしてくれたのと同じような事ができているとは、まだまだ思いません。老夫婦のホスピタリティには10代ながら感激しましたし、私もまだまだ勉強中で彼らの背中を追っている所です。

 

これから日々生きながらホストファミリーの経験を積んでいき、我が家にステイしている子達が、「日本で、あのホームステイ先にステイする機会が持てて良かったな。」とそんな事を将来思ってくれる時がきたらホストファミリー冥利に尽きるってもんです。

 

ですがまぁ、その花が咲くにはかなりの時間が必要な事は間違いないでしょうけどね。私が今やっているのは、次の世代への文化交流の種まきです。けどこの種、どういう形でかは分かりませんが花を咲かせてやりますよ!花咲かHospaです!!

 

今ここで当時の想いにはせ、そして現在の現実と過去のつながりを思い返し、このHPに記載をしているのも綺麗事に聞こえますが、私が受けた恩返しの一種の形であり、家族を巻き込んだ社会貢献だと思ってます。

 

また自身が経験した「とてつもなく刺激的な、感受性の強い世代への機会提供」をできる家庭が日本でももっと増えれば良いという想いがあるからです。人に言わせれば私の自己満足なのでしょうが、私にとってはこれはlife workだと断言できます。

 

おっと脱線しないように

タイトルに沿う内容に戻りますが、我が家が(特に私の場合ですが)、ホームステイを始めたきっかけのきっかけはこのような理由です。

 

勿論人それぞれですので「ボランティアとして留学生受け入れをしてみたい」「子供達へ日本国内で海外文化を経験させたい」「何かしら楽しい事をしたい」ビジネスライクに「空室を有効活用したい」なんて理由でも全然良いと思いますよ。きっかけや入口は人それぞれです。

 

そんな中でも実際にホストファミリーやっている者としてできれば言わせて頂きたい、本当にホストファミリーとして留学生達を受け入れる場合に持って頂きたい気持ちがあります。

 

当時の自分自身の心を振り返りつつ、異国日本に来る子達は期待に胸を膨らませ、不安とプレッシャーに押しつぶされそうな中、来日している子が少なくありませんので、そのような気持ちと期待を裏切らず、また不安とプレッシャーを取り除いてあげる!という位のおおらかな気持ちでホストファミリにはホームステイを受け入れて欲しい!ってことです。こう思って頂ければ大変な事があってもうまくいくと思います。

 

日本学生機構による平成28年度の記録では、日本に留学している学生は約24万人いるようです。この数字がこれからも伸びていくように私も微力ながらも底上げの一員に寄与していきたいと思って今日もホームステイ留学生達と暮らしています。ちなみに今晩はフランスからの留学生がクレープディナーを作ってくれるという事なので、本場の味に舌鼓をパンパカ打とうと思います。

 

Hospa 2017年9月13日

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